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2017.06.28 Wednesday
ラストダンスは私に
最近、由紀さおりに凝っている。
この人はやっぱり歌がうまい。 Voice?というアルバムに入っている曲を、もう1曲アマゾンでポチってしまった。 坂本冬実とのデュエット。 「ラストダンスは私に」という昔のアメリカのポップスだ。 昭和の頃、越路吹雪が岩谷時子の訳詩で歌った。 アメリカではドリフターズというコーラスグループがヒットさせた曲。 残念ながら英語で聞いた覚えがない。 それほど日本語での曲がヒットしたということだ。 1コーラス目を由紀さおりが歌って、2コーラス目を坂本冬実が歌う。 二人でハモるのではなく、一人ずつ歌っている。 もちろん、サビは二人で歌う。 これを聞くと、完全に貫禄が違うなあと思う。 由紀さおりの方が、歌がうまい。 クルマの中で次男に聞かせると、ダイナミックレンジが違うなあ、という感想を言った。 由紀さおりの方が声の大小の幅が広い。 声が小さくても、よく聞こえてくる。 お腹から声が出ているんだろう。 坂本冬実も、うまいのだが、やっぱり喉で歌っているという感じ。 こうやって比べるとよくわかる。 ムリして歌っていない、という余裕がある。 こないだはこの曲を持って行って、ギターのレッスンをしてもらった。 単純なコードで弾ける曲だが、このバージョンはラテンっぽいアレンジ。 先生にかかると、どんどん感じが出てくる。 1コーラス目と2コーラス目でメロディーは同じでも、コードが微妙に違う。 凝ったことをやっている。 さらに、和音の上の部分と、ベースの動きが違う。 今の流行りの音楽とは違って、ドンシャリ(低音部と高音部が強調されている)のサウンドではなく、昔の歌謡曲の伴奏だ。 声がよく聞こえる。 やっぱり、こういうのは聞いていて気持ちがいい。 さすが由紀さおり。 |
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