考えたこと2

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最新のコピー機
昨日は最新のコピー機を操作する機会があった。
以前から新しいコピー機は「帳合い」「ホチキス止め」などができるということだった。
それ自体は、もう10年ほど前のことだ。

大学というところは、とにかく紙が多い。
授業資料を配るとか、生徒への注意喚起のチラシとか、すぐに数百枚単位になる。
だから、ニーズはすごくある。
でも、その頃は値段的に、小規模大学で1台程度入ったらいい方、という感じだった。

しかし、その後10年ほど経って、価格も安くなり、大きさも小さくなった。
10枚両面コピーのホチキス止めで100部、などあっという間だ。
それも、パソコンの資料なら、ネットワークでデーターを送っておいて、コピー機のところに手ぶらで行ってピックアップするだけでいい。
スゴイ世の中になったものだ。
長い目で見ると、コピー機の変更でパートさんが一人か二人仕事を失ったと思う。

もちろん、コピー機はネット対応なら、契約次第でメンテナンスは勝手にしてくれる。
コピー機が、もうトナーを替える時期だということになったら、勝手にサービスマンを呼んで交換を依頼するのだ。
大昔、メインフレームのコンピューターが自己診断して、調子が悪い基盤を勝手にサービスマンを呼んで交換する、というのにビックリしたが、今はいたる所でそんなことが起こっている。
そういえば、自動販売機の飲み物の交換もネットワークでやるので、トラックの周回はだいぶ合理化されたらしい。
機械に指示されて人間が動く、というチャップリンが描いたモダンタイムスの世界はもう日常的になった。

あらゆるものがネットワークにつながる、というのがIoTの意味だ。
そのうち、家電製品も無線を通じてネットワーク対応になるだろう。
エアコンや空気清浄器のフィルターや、定期点検が必要な家の設備など、全てのものが対象になる。
そのインターフェースがスマホになるかもしれない。
外部との通信はそこで一括でやろうという算段だ。
あらゆる製造業が、サービス業へ転換するというのは、そういう時代だからだ。
そのうちクルマもそうなるだろう。

まだぼくはやっていることの意味がわかるが、そのうちわからなくなるだろうと思う。
ヨボヨボの年寄りになったら、もう無理だ。
昔はよかったと思う。
技術の進歩が遅かった。
だから、自分の知識が陳腐化するのが遅い。

えらい世の中になってきたと改めて思った。


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