考えたこと2

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トヨタの危機感
トヨタの社長、豊田章男社長が6月14日の株主総会で涙ぐんだという記事があった。
ちょっと前まで好調だったが、業績が厳しいことだけでなく、将来の不安が見えているからだろう。
2期連続の営業利益減になる予想。
ハイブリッドで勝ってきたが、足元が揺らいでいる。

予想外のバッテリーやモーターの技術の進歩によって、モーター駆動のEVの未来が開けてきた。
燃料電池車は分が悪い。
さらに、自動運転の技術競争だ。
これはメインプレーヤーが業界の外にたくさんいる。
ITやセンサーの企業と、ソフトウェアの企業がメインだ。

グーグル、アップル、ウーバーなどは自動車を所有するものから社会でシェアするものに変えていこうと考えている。
株主総会でも「15年から20年先をどうみているのか」「IT企業の自動車参入は手ごわそうだが、どう対抗していくのか」「自動運転の開発は他社より進んでいるのか」「50年先を見据え、資金をどう使うのか」などの質問が飛んだとのこと。

まさに、自動車業界は100年に一度の変革期にいるといっていいと思う。
経営課題は山のようにある。
さらに、今まで車を作ってきたという実績もある。
アメリカのテスラのように、その実績がない企業がEV専業でクルマを作って成功している。
実績は変革期には邪魔になることもある。

ぼくは個人的にはトヨタは嫌いだが、それでもトヨタが負け組になるのは困る。
今の巨人のように、実際に弱くなってしまうと、嫌うことができない。

記事の最後に「誰が味方で誰が敵か見えない将来。答えがない中で、もがくトヨタ経営陣と、エールは送っているが不安そうな株主の姿が明らかになった。」と書いてあった。

日本の国益を考えても、トヨタには頑張ってほしい。


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