考えたこと2

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逢いたくて逢いたくて
園まりが歌ってヒットした昭和の歌謡曲。
宮川泰の作曲、岩谷時子の作詞だ。

こないだNHKラジオの文化講演会で、由紀さおりが日本語のアクセントについて講演していた。
それによると、当時の歌謡曲は日本語のアクセントに、わりと忠実に作られていたとのこと。
この「逢いたくて逢いたくて」もそういう部類の曲だという。

それに対して、最近の曲はそうではない。
「世界に一つだけの花」はなかなか歌いにくい曲だったとのこと。
これは日本語の自然なアクセントにはなっていないメロディーだから、難しいらしい。
「セかいに ヒとつ ダけの ハな」というように、頭にアクセントが来るメロディーになっている。
こういう曲は、歌いにくいと由紀さおりは言っていた。

ニューミュージックという言葉ができた頃から、そういうことが始まっていたのだろう。
日本語の歌詞を洋楽のように唄うという感じだ。
日本の音楽がモダンになった要因の一つかもしれない。

70年代からそう動きがあったんだろう。

でも、「赤とんぼ」の歌詞は二行。
行間に味わいがある、という。
そう言われると、そんな気がする。

新しいものをずっと追いかけて、この年になった。
しかし、古いものにも良さはある。

童謡唱歌をたくさん歌ってきた人の言葉には、説得力があった。

由紀さおりの「逢いたくて逢いたくて」は、ジャジーなアレンジ。
思わず1曲購入してしまった。

昨日、ギターのレッスンに行ったら、先生も誰かに頼まれて由紀さおりの「逢いたくて逢いたくて」の楽譜を作ったとのこと。
依頼した人は、由紀さおりのバージョンでやりたい、と言っていたらしい。

「おお、いま旬なんですね」と話がはずんだ。

先生と意気投合して、ぼくはうれしかった。



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