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2017.06.12 Monday
残りの時間
一日は誰にとっても24時間。
年令を重ねると、その時間がだんだんと気になってくる。 若い頃は、時間を意識しない。 意識しないというのは、自分の時間に終りがあるということを思わないということだ。 いつか、という時間があると思っている。 いつかこれをしよう。 いつかこの本を読もう。 いつかあれを買おう。 そのいつかは決まっていないが、「いつか」来ると思っている。 それが「若い」ということだ。 50代に読もうと思って買った本が、読めないままたくさん置いてある。 俗に言う「積んどく」というやつだ。 買ったときには、その本に興味があって、いつか読もうと思ったものばかり。 特に仕事がらみのものは、今更読んでもなあ、と今になって思う。 よくあれだけ本を買ったものだと思う。 毎日少しずつ読めばいいとも思うのだが、最近は老眼がひどくなったのと、横になったら眠くなるのが手伝って、なかなか本を読む気にならない。 こういうのを老いの繰り言というのだろう。 ここのところ、もう買うのをやめたから、あまりたまらないが…。 人生の時間は有限だ。 そんな当たり前のことがわからないかった。 これから先は、あとさきを考えて行動しないとなあ。 |
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