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2017.06.03 Saturday
みをつくし料理帖
土曜日にやっているNHKの時代劇を見ている。
今のシリーズは「みをつくし料理帖」というドラマ。 ヒロインは黒木華。 この人は、地味な顔だが役どころがハマるといい味を出す。 大阪から出てきたヒロインが、江戸で小さな料理屋で料理人として健闘する。 わりと大阪弁が上手だと思ったら、大阪出身だった。 「料理は料理人の器量しだいや」という心意気がいい。 今日は「みつば」を使ったお膳を考案していた。 バックの音楽もいい。 ちょっとディキシー風の、クラリネットやサックスをフィーチャーした音楽。 今までの時代劇とはちょっと違う。 一時は地上波から時代劇は消えたが、高齢化を反映してかまた少しずつ戻ってきた。 ぼくは時代劇が好きだ。 現代劇だと、いろんなややこしい状況が考えられるが、時代劇ならシンプルだ。 スマホも電話も電報もラジオもテレビもパソコンもない。 庶民が情報を伝えるのも知るのも口伝えだ。 世間は狭いし、人間関係は限られる。 動向を知ろうと思ったら、後をつけるしかない。 SNSもメールもない。 そういう中のドラマは、シンプルな人間模様だ。 現代はややこしくなりすぎた。 調べてみると、みをつくし料理帖は文庫で全10巻だった。 読んでみたい。 明日ブックオフに行ってみよう。 |
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