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2017.03.25 Saturday
帝京大学グループ
高校野球で見慣れない学校が出ていると思ったら、愛媛県代表だった。
名前が帝京第五高校。 いろんなところに帝京はある。 調べてみると、帝京大学グループというと、一大教育コンツェルンだ。 Wikipediaによると、「傘下に8つの学校法人、39校の大学、短期大学、専門学校、高等学校、中学校、小学校、幼稚園を設置している日本の学校法人群である」と書いてある。 関西に住んていると、帝京というのはあまり聞かないが、調べると大学だけで3つもある。 帝京大学、帝京平成大学、帝京科学大学で、いずれも東京にある。 帝京大学は5571名の入学定員で5037名の入学。500名ほど定員割れ。 帝京平成大学は2355名の定員で、2529名の入学。200名ほどの超過。 帝京科学大学は1210名の定員で1140名入学。70名の定員割れ。 傘下の短大はいずれも定員を割っている。 どちらかというと、苦しい状況だろう。 帝京という名前は有名だが、それでも苦しいのか、とびっくりした。 その状況だからか、系列高校は多い。 9つの高校(うち5校は中学も)を持っている。 その1つが、愛媛県にある帝京第五高校だ。 高校情報サイトの入試情報が2012年で止まっているところを見ると、あまり芳しくないらしい。 野球部は18名中11名が愛媛県の出身。 ピッチャーは大阪出身だった。 作新学院に負けたが、今回初出場。 帝京高校で春夏6回甲子園に行っている、元プロ野球選手が監督だ。 やっぱりスポーツが有名なのだろう。 野球だけでなく、サッカー、ラグビーなど名前が通っている。 それでも、大学は定員割れ傾向。 先のことを考えると、苦しい。 帝京は関東の序列でいうと、だいぶ下だ。 大東亜帝国、という括りで言われている。 早慶、上智、GMARCH、成成獨國武明学、日東駒専の次らしい。 大東文化大、亜細亜大、帝京大、国士舘大というグループ。 大学だけで4万人近い学生数。 さて、この大きなコンツェルンはどうなっていくんだろうか。 こういうところが底上げしていかないと、苦しいと思う。 |
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