考えたこと2

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バート・バカラック
小林亜星だったか、日本の作曲家がバート・バカラックというアメリカの作曲家の話を聞いて、羨ましいと言っていたのを覚えている。
何せ、何年か充電して、そして満を持して曲を発表するというような状態で仕事をしている、ということだった。

日本で作曲家をやろうとすると、締切に追われて作りまくらないといけない、ということだったが、あれは何年くらい前だったろう。
バート・バカラックは日本では60年代から70年代に有名になったと思う。
ぼくが彼を知ったのは、「雨にぬれても」だった。
映画「明日に向かって撃て」の中でB.J.トーマスが歌っていた曲が彼の作品。

何でこんなことを書くかというと、今日近所のドトールに行っていたら、久しぶりにBGMが変わっていて、そこで「ディス・ガイ」という好きな曲がかかったからだ。
ゆったりしたテンポで、しっとり歌えるこの曲はバート・バカラックの名曲だ。
こういうのは、ギターで弾いても映えない。
やっぱりピアノだ。

バート・バカラックは88歳で存命。
まだ生きていたんやな、と安心した。
彼の曲は高校時代によく聞いた。

バラードにいい曲が多いと思う。
カーペンターズの「遙かなる影(Close to you)」や、いろんな人がカバーしている「世界は愛を求めている(What the world needs now is Love)」は今でもよく耳にする。

Wikipedia を見ていたら、こんな記載があった。
「惜しむらくは'80年代に入る頃からかつてのブラス、ストリングスを含むフルオーケストレーションの編曲が求められない時代となり、彼のみならず才能あるアレンジャーの活躍の場が激減した。」

ホントにそうだなあと思う。
70年代にビートルズ以降のバンドの音楽がはやり、80年代になってシンセサイザーが出てきたのも大きいだろう。
シンセのボタンを押せば、ストリングスやブラスの音が出るようになったので、バンドでできるようになった。

今となっては、フルオーケストラの曲はお金がかかるから、なかなか演奏できない。
まあ、いいとこ、ストリングス4人、ブラス3人をバンドに加えてライブをするくらいだ。

フルオーケストラになると、各楽器の音域とかもあるし、アレンジは難しいだろうなあ。
楽器の数、パートの数だけ楽譜も書かないといけないし、勉強していないとできないだろう。

シンセサイザーができて、それだけ音楽がお手軽になった、ということか。

彼の音楽はアメリカ音楽史に残るだろうなあ。




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