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2017.03.05 Sunday
Music Cloud
世の中クラウド流行りだが、音楽の世界にもクラウドビジネスが入ってきた。
サンプリングという、音の波形のデーターをコンピューターに取り込むという手法がある。 それによって、音楽を作ることができるようになっている。 ソフトは必要だが、そのソフトウェアの上にサンプリングされたデーターを並べて、音楽を作るというやり方だ。 その音源データーをクラウド上から欲しいだけダウンロードして使えるというサービス。 月々30ドルで使い放題。 サービス元のサイトを見ると、ハリウッドのオーケストラの音源から、ベースやドラム、ギターなど何でもありそうだ。 一流のミュージシャンを集めて、レコーディングすると、時間とお金と場所を交渉して大変な努力が必要だが、これならインターネットからパソコンにダウンロードして、一人で作ることができる。 すごい進歩だ。 昔はスタジオにみんなを集めて、一発録り。 その次は時間をずらして、一人ずつ録れるようになった。 マルチトラックというやつだ。 そして今回はミュージシャンが録音することと、それを使う時間と場所を分離していつでもどこでも使えるようにした、ということになる。 これがMusic Cloud。 こうなると、相対的にライブを聞きに行くという事の価値は上がる。 レコーディングが簡単になったからだ。 インターネットに繋がったパソコンさえあれば、一流のミュージシャンが使えるようになる。 生きている間にこういう時代が来るとは思わなかった。 何でもインターネットから手に入れる時代が来るんだろうか。 そういう時代になってくると、本当にサイバー戦争は現実味を帯びてくるなあ…。 |
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