考えたこと2

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追悼 かまやつひろし
かまやつひろしが3月1日に亡くなった。78歳だった。
グループサウンズで活躍した人たちも、みんな60代の後半を超える時代。
スパイダーズの井上順も堺正章も70歳。
かまやつひろしはちょっと年上だった。

親子2代のミュージシャンらしい。
父親の方は知らないが、日本のジャズシンガーの草分けということだ。
ムッシュの愛称で活躍していた。

ぼくの記憶では、森光子が出ていた「時間ですよ」というドラマで、彼が「どうにかなるさ」を歌う場面があったような気がするのだが、調べたら載っていなかった。
中学校の頃に、ギターの歌本に載っていた歌で、カントリー調の歌。
ぼくはその頃この「どうにかなるさ」という歌が好きで、たしか中学校の卒業の時の寄せ書きか何かに「どうにかなるさ」と書いた覚えがある。

今夜の夜汽車で 旅立つ俺だよ
あてなどないけど どうにかなるさ

という厭世的な歌詞が好きだった。
中学の時代というのは、後からあまり思い出せない。
ややこしい時代だ。
その中にあって、この「どうにかなるさ」は存在感を持って覚えている。

ギターを覚えたてということもあった。
キーがCで、コードの数も少なく、弾きやすかったのもあるだろう。
でも、何かこの世の存在を突き放して、一人で生きていくという積極さがあるわけでなく、何ともやるせない感じがなんとも言えないのだ。

そんなに気に入っていたのに、レコードを買うという積極的な行動もおこさず、今に至っている。
ぼくにとっては、「我が良き友よ」よりも、「どうにかなるさ」だった。

ご冥福を祈ります。



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