考えたこと2

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ハインリッヒの法則
どっかオカシイのではないかと思う事が最近多い。
中でも、横浜の原発のいじめの件はそう思う。

結局、教育長が謝罪したが、こういう事例はたくさんある。
教育界の内部にはいろんな事情があって、いじめの釈明は今回の横浜のようになることが多い。
それを内向きの価値観ということで以前書いた。

これは学校という労働現場で起きた「災害」と見ることができる。
ハインリッヒの法則、というものがある。
ウィキペディアによると、「ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。」とある。

結局構造的なバックグラウンドがあって、それが時々表に出る、ということだ。
ヒドイ事例は今回のように謝罪というような表沙汰になる。
一つが表沙汰になったら、その後ろには29の同じような事例がある。
またその後ろには、300の異常が存在する、という法則。

これは工場で起こる事故等の時に言われる経験則だ。
一つの重大事故の後ろには、29の赤チン災害(軽微な災害)があり、その後ろには300のヒヤリハット(事故には至らなかったが、危なかったという事例)がある。
それを、一つのヒヤリハットの事例が出た時に潰しておけば、事故は起こらない、と教わった。
安全衛生課というのが、その担当だったなあ。

教育に携わる人達に、こういう考え方はないのだろうか。
何度でも繰り返される、いじめによる自殺などの事例。
その後ろ側には何百のいじめがある。
それは明らかだろう。

しかし、組織的にそれを何とかしようという、「安全衛生課」であるはずの教育委員会も一緒になって、いじめは起こっている。

この法則を発見したハインリッヒは、予防可能なものは、労働災害全体の98%だと言っている。

適切な処置を行えば、ほとんどは防げる、ということで工場は日々運営されている。

これだけたくさんの不祥事を起こしている教育委員会は、やっぱり解体して別組織にすべきだと思う。



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