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2017.02.14 Tuesday
全自動衣類たたみ機
家庭用のロボットは会話ができるものだけではない。
2017年にランドロイドという製品が出る。 日本で作られた、洗濯物を自動的にたたんで仕分けしてくれるというロボット。 話したりはできないが、家族を登録しておくと、それも考慮して洗濯物を仕分けするらしい。 何といってもスゴイのは、無造作にほりこんだ洗濯物を自動で一度広げ、形状を認識し、最適なたたみ方でたたんでくれること。 人は何もすることがない。 開発に10年もかかったとのこと。 中には簡単そうに見えるのに、なんで10年もかかったのか、と思う人もいるかもしれない。 でも、無造作にほりこんだたくさんの洗濯物を一つ一つに分けて、それをちゃんと広げるというところが難しかったとのこと。 いろんな服があるし、厚みや材質等によって広げ方も違うだろう。 どこまで想定していいのか、そこもややこしそうだ。 服の形はカメラで認識するんだろうか。 形状が決まれば、たたむのはわりと簡単そうだ。 図面の折機などである程度のやり方は想像できる。 ランドロイドの大きさは幅約87センチ、奥行き約63センチ、高さ約220センチ。 やはり、かなり大きい。 それだけのことをやろう思うと、この大きさになるのだろう。 しかし、洗濯物を分類してたたむというのは、ずっとやり方は変わらなかった。 電気釜ができて簡単にご飯が炊けるようになり、洗濯機ができて、自動で洗濯できるようになっても、掃除機で簡単に掃除ができるようになっても、洗濯物をたたむのは旧態依然とした手作業。 そこに目をつけたということか。 このランドロイドは単体で売るよりも、家にビルトインして売ることも考えているらしい。 あの大きさならそうだろう。 家を建てる時から計画しておかないと置き場所に困る。 病院や施設では、定形のパジャマなどがあるだろうから、それらをたたむのを自動化するのはいいかもしれない。 それなら、値段も安くなるだろう。 どんどん便利になっていく。 次は自動調理ロボットか。 冷蔵庫を見て、材料を入れると、適当に作ってくれたりする。 材料をみて識別し、その組み合わせで調理法を考え、下ごしらえをして、調理をする。 調味料をセットしておけば、適当に味付けしてくれる。 これはかなり難しいが…。 日本のロボティクス産業は頑張っている。 |
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