考えたこと2

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全自動衣類たたみ機
家庭用のロボットは会話ができるものだけではない。
2017年にランドロイドという製品が出る。
日本で作られた、洗濯物を自動的にたたんで仕分けしてくれるというロボット。
話したりはできないが、家族を登録しておくと、それも考慮して洗濯物を仕分けするらしい。

何といってもスゴイのは、無造作にほりこんだ洗濯物を自動で一度広げ、形状を認識し、最適なたたみ方でたたんでくれること。
人は何もすることがない。
開発に10年もかかったとのこと。

中には簡単そうに見えるのに、なんで10年もかかったのか、と思う人もいるかもしれない。
でも、無造作にほりこんだたくさんの洗濯物を一つ一つに分けて、それをちゃんと広げるというところが難しかったとのこと。
いろんな服があるし、厚みや材質等によって広げ方も違うだろう。
どこまで想定していいのか、そこもややこしそうだ。
服の形はカメラで認識するんだろうか。
形状が決まれば、たたむのはわりと簡単そうだ。
図面の折機などである程度のやり方は想像できる。

ランドロイドの大きさは幅約87センチ、奥行き約63センチ、高さ約220センチ。
やはり、かなり大きい。
それだけのことをやろう思うと、この大きさになるのだろう。

しかし、洗濯物を分類してたたむというのは、ずっとやり方は変わらなかった。
電気釜ができて簡単にご飯が炊けるようになり、洗濯機ができて、自動で洗濯できるようになっても、掃除機で簡単に掃除ができるようになっても、洗濯物をたたむのは旧態依然とした手作業。
そこに目をつけたということか。

このランドロイドは単体で売るよりも、家にビルトインして売ることも考えているらしい。
あの大きさならそうだろう。
家を建てる時から計画しておかないと置き場所に困る。
病院や施設では、定形のパジャマなどがあるだろうから、それらをたたむのを自動化するのはいいかもしれない。
それなら、値段も安くなるだろう。

どんどん便利になっていく。
次は自動調理ロボットか。
冷蔵庫を見て、材料を入れると、適当に作ってくれたりする。
材料をみて識別し、その組み合わせで調理法を考え、下ごしらえをして、調理をする。
調味料をセットしておけば、適当に味付けしてくれる。
これはかなり難しいが…。

日本のロボティクス産業は頑張っている。


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