考えたこと2

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メイ首相
イギリスの女性は強いというイメージがある。
エリザベス女王、サッチャー元首相に続いて、メイ首相も出てきた。
イギリスのEU離脱を実行する首相として、保守党が出してきた切り札だと思う。
見るからに頭が切れそうな女性。
おしゃれで、靴をたくさん持っており、料理好きでレシピ本を100冊持っているという。

牧師の娘で、12歳で政治を志したとのこと。
オックスフォードで地理学を学んだ。
金融業界で仕事をしたという職歴もある。

離脱派の急先鋒だったジョンソンを外相に起用したのには驚いた。
そういうところは、根っからの政治家だと思う。

サッチャーが「鉄の女」と呼ばれていたのに対して、「氷の女王」と呼ばれている。
馴れ合いを嫌い、仕事をこなす姿から、そう言われるらしい。
こないだニュースでイギリス国会で演説する姿が映っていたが、「イギリスは移民を受け入れ続ける」と断言した姿は毅然としていた。
文字通り国を二分した国民投票だったが、それをまとめようと腐心している。

離脱するからには、おそらくEU側は甘い条件など示さないだろう。
そんな甘い条件があるなら、離脱しようという国が増えてくるからだ。
しかし、弱気の顔は見せない。

自らはEU残留派だったが、EUに対して懐疑的な意見もあるらしい。
今は国民投票の意思を貫こうとしている。
さすが民主主義の起こった国だ。

イギリスという国は、ここぞという時に名宰相が現れる。
第二次大戦の時のチャーチル、戦後没落の一途を辿っていた時に現れたサッチャーだ。
メイがその3人目になるかどうか。

ぼくはイギリスがEU残留をしたほうがいいと思っていた。
せっかく第二次大戦後、戦争を二度と起こさないという理想を掲げ、EUという単一国家を目指して作ったのだから、当然だ。
しかし、イギリスの国を二分して争うほど、離脱派の意見も強かった。
イギリス人はやっぱりイギリスが独立する道を選んだのだろう。

それが吉と出るのか、凶と出るのか。
イギリスとアメリカという、世界の二大国家が大きな変化を迎えようとしている。
どちらも、国民が選んだ道だ。

それがスゴイことだと思う。

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