考えたこと2

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新たな貧困ビジネス
今日駅前でティッシュを配っていた。
コミックインターネットカフェの宣伝。
新たにオープンする店だ。

こないだまで飲み屋だったところが廃業し、新装できたというところ。
ティッシュを見ると、4つの宣伝が書いてある。

「みんなで遊べるリビングルーム
 女性専用エリア
 シャワールーム完備(有料)
 ソフトクリーム食べ放題」

もちろん、コミックインターネットカフェだから、インターネットの接続とマンガの読み放題は値段に入っている。
このティッシュを持っていくと、入会金が無料になり、ブース料金が半額になる、という特典がある。
料金が出ていないので調べてみると3時間で953円、12時間で2191円だった。
夜8時以降の8時間なら、1429円。
12時に入って、朝の8時に出たら、1500円ほどでOKということだ。
カラオケルームもあるし、ダーツやビリヤードもできる。

これはワーキングプアの人たちや若いサラリーマン、大学生たちの新たな宿泊所ということなんだろう。
女性専用エリアもあり、みんなで遊べるリビングルームもあり、至れり尽くせりだ。
シャワーもお金を出したら使える。

これでまた、新たなたまり場ができる。
ネットカフェ難民という言葉もあった。
しかし、スマホが普及し、わざわざ行こうという人は減少しているという。

それを埋めるべく、高齢者を取り込もうとしているのが現状らしい。
だから、ぼくにもティッシュを渡してくれたのかもしれない。

シニア割引をしているチェーン店もあるらしい。
主に昼間の利用だろう。
外国人の宿不足のニーズもある。
それを取り込むことも考えているとのこと。

ゆっくり眠れはしないだろうが、若い人たちにはいい宿泊所だ。

高齢者にとっては、いい昼間の時間潰しの場所になる。

これも形を変えた価格破壊だろう。
コンビニがコーヒーやドーナツなどを安価に出して、スタバやミスドの客を取っていったように、カラオケボックスやカプセルホテルから客を奪っていくのだろう。

これでは、なかなかデフレは止まらない。
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