考えたこと2

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スポーツのIT化
アメリカではプロスポーツでITの利用が進んでいる。
ドイツでもサッカーの試合に使っているという記事があった。
コンピューターが大量のデーターを扱えるようになったことと、選手のどういうデーターを取ったらいいかという研究、そして試合中の動きをデーターにする技術が進んでこういうことが可能になった。

メジャーリーグを舞台にした小説「マネーボール」が書かれた頃は、主に統計データーだった。
出塁率や安打率、防御率など、主に試合終了後の数値だ。
しかし、今やどんな球をどんなふうにヒットしたとか、ピッチャーが投げた球の軌跡を分析するとか、一つ一つの動きの領域にも応用されている。
記事によると、ラグビーの日本代表は練習時にドローンを飛ばし、上空から撮影して選手を撮影したり、GPSを使って動きをデーター化していたらしい。
どんどんこういう動きは加速してくるだろう。

一昨年ミズノのバットの記事を書いたが、ああいうサービスはプロから個人のレベルまで広げてやっている。
バッティングがうまくなるために、データーを使うという手法だ。

ピッチャーも自分の球がどう変化しているのかがわかるから、どう配球したらいいかがよくわかるようになる。
打つ方も同じ。
このピッチャーの球はこう変化すると分かれば、打つ時の参考になる。(どれだけ理屈に身体がついてくるかという問題はあるが)

スポーツは一般社会の問題と違って、結果がはっきりしているから、取り組みやすいのだろう。
勝つか負けるか、打つか打たないか、点を入れるか入れないかなどの2つしかない。
おまけにフィールドが限られていて、やることも明確だ。

スポーツから始まったIT化はそのうち実社会にも出てくるだろう。
個人の社内での動きをデーター化して、どういう動きをしている社員が成績がいいかとかいう人事面や、トップセールスの人がやっていることをデーター化して、他の人の参考にするとかいう業績面でのサービスなど、もうやっているかもしれない。

機械の持つ知恵と、人間の知恵をあわせて、効率化を図っていかないと、追いつかない。

それらの技術を上手に使って、働き手が減る日本は生きていかないと…。

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