考えたこと2

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クラウドファンディング
インターネットの「中抜き」がどんどん進んできた。

ネットの強みは、ネット上の仕組みを作れば、たくさんの個人と個人をつなぐことができる、ということだ。
それと、ネット決済のインフラができて、お金も動かすことができるようになった。
その機能を使った仕組みの一つが「クラウドファンディング」というもの。

これは、何か新しいものを作りたい人がそのアイデアをネット上に公開し、資金を募るもの。
だいたい、出資者は完成後の商品を安く買えるような設定でお金を集める。
ここからいろんなアイデアが実現している。
個人や小さな会社だけでなく、最近はソニーの電子ペーパーを使った腕時計が資金を集めたりしている。
会社として取り組むには、リスクがあるなあ、という場合にはいい方法だ。
売る前に欲しい人がどれくらいいるかわかる。

3次元CADが進んだことも、クラウドファンディングを後押ししているんだろう。
製品の出来上がりイメージを見せることができるからだ。

こういうのが出てくると、銀行は苦しいだろう。
銀行に融資を求めなくても、個人から直接資金を集めることができてしまう。

もともと、個人から集めたお金をまとめて融資するのが銀行の役割だ。
でも、銀行がまとめなくても、ネットで個人から直接出資を募ることができる。
個人から銀行を「中抜き」して、融資を募ることになる。
これがインターネットの強みだろう。

個人はそれが売れると思ったら、出資をする。
お金が集まらなければ、それは没になる。
担保などいらない。

海外ならKickstarterというページが有名だ。
日本でもいろいろできている。

でも、こんなのが出てくると、本当に銀行は痛手だろう。
まだまだ一般的ではないが、これから普及すれば融資先がどんどんなくなっていく。
預かった金をどうやって運用するのだろうか。
地方銀行は再編の時代になっているが、潰れるところも出てくるんだろうか。

インターネットに資金集めのインフラが整えば、消費者向けの消費を作っているところなら、利用するところは増えてくるだろう。

中には自分が作った曲をアップロードして、CDを作りたいというプロジェクトもあった。
地域の隠れた食材などを使ってお菓子などを作れば、地方創生にも使えるのではないか。

これからはアイデアを形にするためのコンサルが必要になるだろう。
CGを使ったり、事業化するための見積もりをしたり…。

それをやるNGOなど作れば役に立つかもしれないぞ。


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