考えたこと2

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ネコノミクス
ネコの飼育数がイヌを上回ったというニュースをだいぶ前に見たが、実際ネコの人気が高い。
記事によると、ネコの経済効果は直接的なエサ代とかが年間で1兆円を超え、ネコ関連のコンテンツで30億、ネコの観光効果(たま駅長など)が40億らしい。
さらに、それに付随する経済効果を入れると、2兆3千億ということだ。

ちなみに、グーグルでネコ動画という文字を入れて検索すると、725万件、イヌ動画なら92万6千件だったから、一桁違う人気。
人口の高齢化が進み、共働き世代が増え、イヌよりもネコのほうが飼いやすいということもあるんだろうが、それにしても飼育数ではそんな差はないのに、この人気は何だろうと思う。

ぼくらが小さい頃は圧倒的にイヌだった。
名犬ラッシーや名犬リンチンチンなど、テレビでもイヌだ。
まあ、それはそうだろう。ネコにはなかなか芸はできない。
超犬リープというマンガもあった。
ネコの動画は多いが、どちらかというと演技という感じではないから面白いのだ。
撮影のシナリオにしたがって動くなどということなら、イヌでないとダメだろう。

ネコが出て来たものというと、ハリーとトントという老人とネコの映画か、三匹荒野をゆくというディズニーの映画。
007の悪役が飼っていたのも白いネコだった。
でも、60年代、70年代は圧倒的にイヌだった。

今でもソフトバンクの父さんのように、マスコミで出てくるのはイヌだが、個人が動画を投稿できるようになったのが大きな違い。
そういう個人の投稿サイトではネコが多い。

人口動態の変化を経て、今はネコがペットの主役になった。
これからますます高齢化が進み、手のかかるイヌよりもネコの方が増えてくるだろう。

でもぼくは単にネコは手がかからないから、増えているだけではないと思う。
イヌほど飼い主に依存しないという、性格的なものもあるんだろう。
ペットに従属を求める人が減って、大げさに言えば独立を求める人が増えているんだと思う。
イヌのように単に言うことを聞くだけではなく、ある程度は勝手気ままにふるまう、という感じがいいのだ。
極端に言うと、ペットというより同居人ということだろう。

そういう状況だろうから、ネコが増えているのだと思う。
もちろん、経費が安いとか手がかからないということもあるだろうが…。

結局は一人で寂しい人が増えているのかもしれない。
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