考えたこと2

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有識者会議
有識者会議というのはコトバンクによると、「各界を代表する学識経験者や実務経験者などで構成される会議。主として国・地方自治体などの諮問機関として設置される。経済界・学界・関連団体・文化人・マスコミなど多様な分野を代表する識者が選ばれ、幅広い観点から議題について検討する。」という定義。

この9月に文科省は「国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議」というのを設置した。
13日に初会合を開いたとのこと。
ちょっと気になって会議のメンバーを見てみた。
こういうのも調べたら官庁のページですぐに検索で出てくる。
グーグルに感謝。

結果は、中学校長1名、高専関係1名、教育大・教育関係者9名、その他の大学関係者2名、新聞社1名、市長1名という感じ。
その他の大学関係者も調べてみると、教育学関係者だった。
結局新聞社の1名と市長(この人は企業出身)の1名だけが教育関係以外。
構成員15名のうち、13名が今の教育関係者だった。

今の教育の問題は外から見ないとわからないと思う。
教員養成大学というのは、小中高校の先生を養成するところ。
学校の問題は、先生の問題でもある。
今の学校に問題が多いのは誰もがわかっている。
それを改善するためには先生の改革をしないといけない。
それはさすがに文科省もわかっているのだろう。
だからこそ、教員養成大学の改革を考えたということだ。

しかし、教育関係者ばかりではたして改革ができるだろうか。
こと教育というのは国民全てが関係するものだ。
だから、教育をする側だけでなく、教育を受ける側や教育の結果(卒業生)を受け入れる側なども入らないと問題点が明らかにならないし、どこをどう変えるべきなのかすらわからないだろう。

それほど今の教育の問題は根が深い。

本当に有識者を集めるのなら、教育関係者は半分以下にして、それ以外の人たちを集めないとダメだ。
最初に方向を決めるための会議だからなおさらだ。

教育関係者はすべからく文科省の影響下にある。

それではダメだろう。
ずーっと長いこと問題だったことが変わらないのだから…。


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