考えたこと2

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アウディのサス発電
今は電動自転車でも、ブレーキをかけると止まろうとする力でを利用して発電機を回して、止まるエネルギーを電気に変えるという技術を使っている。
もちろん、ハイブリッド車や電気自動車なら当然だ。

従来のブレーキはクルマを止めるエネルギーを摩擦と熱にしていたが、それを発電機を回すエネルギーにも使うということだ。
電気自動車の普及の鍵は走行距離にある。
そのためには、モーターの消費電力を下げたり、電池の容量などを上げたりすることが必要だが、それに加えていろいろな形で走行中に電気を作ることも有効だ。
発生した電気を充電しておけば走行距離を伸ばすことができる。

今回、アウディが発表したサスペンジョンは、「道路の凹凸で生じる車体の上下運動を電力に変換する」と書かれている。
今まではオイルの流れや空気の圧縮を使って凸凹を吸収していたのだが、路面の凹凸から受ける力を発電に使うというのはいい考えだと思う。

イラストを見ると、路面の凹凸で出てくる上下動を回転方向に変えて、発電機を回すというもの。
電気をエネルギーにして走るクルマには、どんなクルマでも使える。
耐久性や性能の問題はあるだろうが、原理的には路面の凹凸を吸収するエネルギーの有効利用ということで、アリだろう。

かかるコストと実際どれだけ発電できるかという問題はあるが、これはいいアイデアだと思う。

こんな風にして、電気自動車がどんどん実用化に近づいていくのだろう。
こうなってくると、未来の道はわざと路面を凹凸にして発電させるようにつくるということもあるなあ。
そうすれば、バッテリーは小さくても道から発電して走ることができるようになる。

クルマが電気をメインで動くようになると、大きな産業の転換が起こる。
自動車はドイツの基幹産業だから、頑張っているのだろう。

日本も同じ。
産業の大転換を乗り越えて、頑張ってほしい。



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