考えたこと2

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ルイス警部
「ルイス警部」はイギリスのドラマ、「モース警部」の続編。
モースの部下だったルイスが主役で、モースの死後の警察ドラマ。

モース警部と同じく、舞台はオックスフォード。
大学絡みの犯罪が多い。
ルイスもモースの影響を受けて、オペラを聴く。
元はあまり好きでなかったはずだが、モースの影響で好きになったらしい。

頭脳派のモースの代わりは部下のハサウェイ刑事。
オックスフォードの神学部を出ている。
警部と刑事の役回りが入れ替わった。

ルイスは庶民的でマジメな警官。
考えてパズルを解くよりは、足で地道に証拠を集めるタイプ。
部下の人使いはけっこう荒い。
それでも頭脳派の部下に気を使っているところはモースとは違う。

このシリーズ、モース警部と同じく時間がゆったり流れる。
90分のドラマだが、人間関係の模写や会話が延々と続く。
モースの時みたいに昼間からパブで飲むという場面はない。
それでも、イギリスのビターというビールをハサウェイと飲む場面は毎回出てくる。

イギリスのパブには大きく分けてビターとラガーというビールがある。
日本の一般的なビールはラガーだ。
冷やして出されるし、色も日本のビールの色だ。
でも、ビターは常温で出されて、色ももっと濃い。
黒ビールといった感じで、ラガーよりもコクがあって、味がある。

ルイスもハサウェイもビターを飲む。
80年当時、駐在の人に聞いたところでは、イギリスではラガーは女子や子どもが飲むもの、ということだった。
大のオトナはビターを飲むのだろう。
ドラマを見ていると、ビターが美味しそうに見える。

イギリスの夏はそんなに暑くないんだろう。
だから、常温のビールが飲める。
日本の黒ビールとも違う、イギリスのビター。

もちろん、ルイスが飲むのは1パイント(568ml)。
ハーフパイントというオーダーもできるが、彼らは1パイント単位で飲む。
値段は3ポンド〜4ポンド。今なら500円くらいか。
パブはお金と引き換えに商品をもらうので、帰りはレジによる必要がない。
だから、外の席で景色を見ながらオープンで飲める。

ドラマに出てくるオックスフォードのパブは古臭くてとても良い感じだ。

あんなところでゆっくり飲めたら、人生も楽しいだろうと思う。


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