考えたこと2

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この7月にNHK日本語発音アクセント新辞典が改訂されたとのこと。
日経に載っていた。
新しい言葉が4400語入り、3300語のアクセントに変更が加えられたらしい。

何といっても、アクセントの平板化が進んだということだろう。
ビーズ(B'z)というグループは1988年にデビューしたらしいが、このあたりからおかしくなった(ぼくにとっては)と思う。
ビーズというのはビーの母音のイーのところにアクセントがあって、極端に言うとビぃーズと言っていたのが昔風のアクセントだと思う。
それが若い人たちはビーズと平らに発音する。
それが新しいアクセントだろう。

ユーザーという言葉も、ユぅーザーというふうに頭の母音にアクセントがあった。
それが当たり前だった。
英語ではそうなっていたからだろう。
それが日本語化して、ユーザーと平らなアクセントになった。
どうも2音節や3音節程度の短いカタカナ言葉は平板になったような感じだ。

子どもが音楽に興味を持ちだして、ビーズの名前が出だした頃から気になっていた。
それも言うならビぃーズやろ、というとオカシイと言われた。
若い人たちの間ではビーズと平板アクセントで言うのが正解だという。

前にも書いたことがあるが、当初はすごく違和感があった。
しかし、ずっと聞いているうちに慣れてきた。
まあ、それでもいいか、という感じになってきた。

WANDSというバンドがあるが、これも平板アクセントだ。
どちらかというと、ポン酢に近いアクセントになる。
完全に日本語になったということだろう。
WANDSと英語で書けば、普通はAにアクセントが来る。
英語を話す人にWANDSを見せればそう話すだろうと思う。
でも、これは日本語なのだ。
ワンズと平板アクセントで言うのが当たり前になった。

記事によると、化粧水や試写会というような言葉も平板アクセントが第2選択で採用されている。
つまり、どっちでもいいということだ。
ケしょうスイとかシしゃカイというように真ん中にアクセントが来ないのもあり、ということになる。
ケショウスイ、と平板で言われてもピンと来ないなあ。

二次会もニじカイが第2選択に落ちて、ニジカイが第1選択になったとのこと。
いろいろとややこしい。
カタカナ語に限ったことではなく、アクセントは平板化しているのかもしれない。

そうなると、2030年頃にはだいぶ平板が増えているだろう。

ニホンゴモカワッテイクナア。

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