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2016.07.27 Wednesday
中高生のツイッター
中高生のSNSはLineだと思っていたら、ツイッターもわりと人気があるという記事を見た。
東京工大のアンケートによると、Lineが98%あるがツイッターも81%で2位とのこと。 ぼくは息子が使ってるので、教えてもらって使い始めたが、ほとんど発信はしない。 もっぱら読むだけだ。 でも、情報の即時性は一番高いので、便利といえば便利。 このツイッター、とっつきが悪い。 仕組みがわかりにくいと思う。 ぼくは有名なサイトや有名人をフォローして、そのつぶやき(ツイート)を読んで情報を得る、という使い方。 ぼくのような使い方なら、自分がつぶやいても、誰も見る人(フォロアー)がいないから、つぶやいても仕方ないのだ。 でも彼らは仲間で一緒に始めるのだろう。 一斉に登録して、お互いにフォローすると、Lineのような使い方ができる。 さらに、一人ひとりが友達に声をかけて広げていくと、ねずみ算式に友達が増えてくる。 そこでSNOWという画像の自動加工アプリを使う。 これは顔認識(なんとペットの顔も認識できる)の技術を使ったソフトで、自動的に顔を加工する。 イヌのようになったり、ひげが付け加えられたり、自動でできる。 友達と顔を交換したりもできるらしい。 そこでツイッターの特徴である拡散機能を使う。 リツイートという方法で、他人のツイートをそのまま自分のフォロアーに広げるというものだ。 そこでもまたリツイートされるとまたまたそのフォロアーに広がっていく。 でも、この場合、同年代の近いところだけで止まるのがいいらしい。 だいたい同年代で閉じたフォロアーたちがツイッターで集まるという。 それが中高生のツイッターの使い方らしい。 Lineは特定の友達であり、ツイッターはもう少し広がった世界、という見方。 それをうまく使い分けているとのこと。 それが発展して、アカウントを使い分けるところまでいっているらしい。 友達のアカウントである「本アカ」。 もっと濃い話ができる仲間の「裏アカ」。 そして芸能人などの趣味の「趣味アカ」。 かれらはツイッターのアカウントを3つ使い分けているとのこと。 ここまで行くと、エライものだと感心する。 中高生が世の中の動きを知るツールの2位がツイッターだという。 記事の最後に書いてある。 「また、彼らは知りたいことがあったら真っ先にTwitterで検索します。これは大人にも最近起きている傾向ですが、検索サイトよりもTwitterのほうが即時性があり、最新ニュースがすぐ入手できるためです。したがって、デマに踊らされやすいとも言えるのですが、それは大人も中高生も同じ。中高生は講習や授業でITリテラシーを学んでいます。あとは経験を積むことで、徐々に判断力を身に付けていくでしょう。」 まあ、アラブの一連の革命もツイッターの影響が大きかったと言うし、最近の若い人たちはSNS抜きには考えられない生活を送っているんだろう。 何万人もフォロアーがいる人もいるから、そういう人のリツイートは一時に何万人にも影響を与え、それに賛同した人がリツイートするとまたそのフォロアーにも広がる…ということで、ツイッターの拡散性は強い。 それぞれのSNSメディアには強みがある。 デジタルネイティブの人たちは、それらを上手に使い分けているということか。 エライもんだ。 |
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