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2016.07.25 Monday
10兆円の経済対策
政府は10兆円程度の追加の経済対策を考えているという。
公共事業やリニア新幹線などにお金をかけるらしい。 今の日本の一番の問題はなんだろう。 IMFの予想でも経済成長率は先進国の中で最も低く、当初のアベノミクスの第三の矢などまったく放たれていない。 規制緩和をして経済を活性化するべきなのに、それも既得権団体の反対にあってできない。 処方薬の通販など、どんどんやるべきなのに、そんなことすらできない。 何のために処方箋を医師が出しているのか…。 話がそれた。 箱物や新幹線をこれ以上作っても、人口がこれからどんどん減るのに、誰が使うんだろう。 今の建設業界を喜ばせるだけだ。 一番対策しないといけないのは、人口現象だ。 そのために、子育てにかかる費用を補助すべきだ。 10兆円もあれば、待機児童をなくすこともできるし、クラブ活動の民間委託費用などすぐ出るだろう。 先生の教育にかかる費用も出せる。 家庭の教育支出をタダにすることもできる。 そういう対策をすることにお金を使うべきだ。 今の日本にはお金が余っている。 みんな使う気にならない。 だから、景気が良くない。 なぜ、使う気にならないのかというと、希望が持てないからだ。 若い人は社会福祉にたくさんお金を取られ、それでも自分たちがそれを享受できるとは思えないから、防衛のためにお金は使わない。 企業は業績が良くなる見込みが立たないから、投資ができない。 投資先は海外ばかりになる。 年寄りは10年後、20年後を考えると、年金システムが破綻することは目に見えている。 医療費も増える。 だから、お金は使わない。 もしも10兆円の経済対策をするのなら、若い人たちが子どもを持とうと思えるようなところにお金を使うべきだ。 なんなら、社会保障費を10兆円減らして、若い人たちの負担をなくせばいい。 これ以上死に金を使うのはやめて、もっと若い人たちが希望を持てるような使い方をすべきだ。 どこかの野党がそういう政策を出さないか。 そうしないと、日本の未来はないぞ。 |
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