考えたこと2

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働き方って?
人間は、自分の経験に価値を置きがちだ。
自分がやってきたことを完全否定するのは難しい。
だから、客観的によくないことでも、主観的にはよく思ってしまう。

ぼくの35年の間の働き方だ。
自分以外の人にとっては、あまり見習うべきではないと思っている。
でも、自分では納得しているし、まあよかったのではないかと思っている。

民間企業で働いた25年間については、ほぼ定時で帰ったことなどなかった。
1年目からだいたい7時か8時位だったと思う。
家で、「あんたの会社は忙しいんやなあ」と言われた。
その当時、ぼくの回りで5時に帰る人などいなかったし、仕事はいくらでもあったからやっていた。
最初の仕事は実験で、昼間に実験をやって、夜データーを整理しレポートを書くという仕事。
そういうリズムになれば、身体も覚える。

その後、ずっと仕事が暇になることはなかった。
何度も書いたが、バブルの頃は毎日深夜まで働き、終電もなくなり、タクシーに乗って帰るというのが日課だった時期もある。
その当時付き合ってくれた部長にはすごく感謝している。

家族には迷惑をかけた。
今となっては、子どもが小さいころにあまり接することがなかったと思う。
でも、しんどいけど仕事は楽しかった。
過ぎ去ってみると、そういう思いしか残らない。
ルーティンワークもあったが、自分で望んでやっている部分も多かった。

その後職を変わって学校になっても、若干早くなったとはいえ、リズムは変わらなかった。
学校法人はほとんどの人が帰るのが早い。
でも、ぼくの部署は民間から来ている人もいて、わりと遅くまでやっていた。
学校法人こそ、やることはいくらでもある。
いろんなデーターを整理し、毎年こうしたらいいのではないかということを考えた。
その気になればデーターはいくらでもあった。
それを考えて、やってみるのが楽しくなった。
学部改組をやった時は、夜遅く先生のところに電話をかけて話をしたり、連絡のメールを書いたり、二足のわらじを履いていたこともあって、大変だった。
でも、民間にいたことを考えると楽だったのだ。

今の時代、コンプライアンスが重視され、元いた会社も残業にうるさくなり、実際残業は減ったらしい。
素直にいいことだと思う。
でも、自分の働き方は否定できないなあ。

会社にいたころ、夜の9時頃になって人もだいぶ減った頃にバカ話に花を咲かせたり、違う部署の人と喫煙所で話をして思いついたことをノートにしたりしたことはいい思い出だ。

今は昔、そういう時代もあった。

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