考えたこと2

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反省しない日本人
朝のドラマを見ているが、第二次大戦が始まり、真珠湾攻撃があった。
その時代を生きた人たちの本を読むと、真珠湾攻撃の際はたくさんの人々が快哉を叫び、提灯行列をした、ということだ。
日本の庶民は中国に行った陸軍を応援し、アメリカにいろんな事で制約をつけられるのが不満だったという。
だから、真珠湾を不意打ちで攻撃した時には大騒ぎだった。
新聞もみんな異口同音に戦意高揚の記事を書き、それで大儲けしていた。

でも、朝のドラマで描かれる家族はみんなそんなことは思わない。
その当時の日本人が大喜びしたことも描かない。
戦争は嫌だと思っている。
軍が生活を迫害している、と描かれる。
その軍部が力をつけたのは、庶民を味方につけたからだ。
その事実はないものにされる。

いくら軍が戦争をしようとしても、それこそ「民意」を得ないとダメだ。
そのために、軍は朝日新聞、毎日新聞などの新聞社を味方につけ、新聞社も売上部数を増やすために軍を持ち上げる記事をどんどん書き、多くの日本人が戦争に賛成という民意を示したのだ。
だから、真珠湾攻撃をした時、みんな提灯行列をした。
それがごく普通の大衆だったはずだ。

そういう事実をどうして隠すのか。
朝のドラマでは、まるで軍が勝手に戦争をしたように描いている。

どうしてそういう風になったのか、それを反省しないとダメだと思う。
戦争の語り部たちも、そういう話をするべきだ。
戦争は悲惨だ、戦争はしたらダメだ、そんなことはわかっている。

なぜそういう戦争に踏み込んだのか。
なぜみんな戦争をしたいと思ったのか。
そこをちゃんと後世に伝えないと、ダメだと思う。

NHKをはじめマスコミはもっとそのことを理解すべきだ。

今のやり方なら、戦争を抑止することにならないぞ。

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