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2016.06.23 Thursday
朝日屋カレー
近所に朝日屋というカレーの店があった。
ウチの家族はそこが好きで、かなり通った。 子どもらが小さい時は、辛さが2とか3のものを頼んでいた。 ぼくは辛いのが好きなので、いつも5を食べていた。 辛いものが食べられるようになって、やっとオトナになれる、ということだ。 あの店で鍛えられて、子供らは辛いカレーが好きになったのだと思う。 最初はお母さんが店を切り盛りしていた。 数年前に代替わりして、娘の代になった。 きっと3人娘だったのだと思う。よく似た女性が3人いた。 カレーにはいろんなトッピングができたし、カツカレーやハンバーグカレー、シーフードカレーなど一通りあった。 玄米、白米を選べたし、ライスの量も選べたし、辛さも選べた。 子どもが大学生になったころ、辛さのレベルが追いついた。 その頃には店も模様替えをして、カレー鍋や定食のようなものも始めていた。 店内も模様替えしてハイカラになった。 今は子どもらのほうが辛いものに強くなった。 別に辛いものが食べられたらエライというものではないが、オトナというのはそういうものだという価値観は引き継がれたと思う。 その朝日屋カレー店も6月19日に閉店した。 あの店のカレーが食べられなくなるのは残念だ。 あの唐辛子だけでなく、スパイスで辛いカレー。 もう食べれらないのか。 残念。 |
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