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2016.05.23 Monday
嫌いな県
週刊ダイヤモンドで都道府県のイメージ調査を行っている。
平均年齢53.6歳、平均年収848.1万円、総計1124人の読者の回答から、ということだから、高齢、高収入の人たちと言えるが、その結果は関西に厳しい。 好き嫌いの番付を見ると、嫌いな県の1位が大阪、2位が東京、3位が京都となっている。 しかし、東京は好きな方でも2位に入っており、いい方でも名前が上がっているが、大阪、京都は好きな方のベスト3には入っていない。 どちらも5位以下だ。 大阪は「とにかくずうずうしくてせこい」、京都は「プライドが高くて裏表が多すぎる」というコメント。 まあ、言えている、と思う。 大阪のイメージダウンは吉本の東京進出と無関係ではないだろう。 吉本=大阪と捉えられていて、そういう意味では大阪は気の毒でもある。 実際に東京に行っている芸人は関西弁を話しているが、みんながみんな大阪ではない。 関西弁=大阪というイメージがそういう順位にしているんだと思う。 関西人はどこに行っても関西弁を喋る。 それが「ずうずうしくてせこい」というイメージを持たせるんだろう。 それは単に標準語を話せないだけだったりもするのだが…。 京都は学生のイメージはいい。 ぼくは学生時代4年間を京都で過ごし、47歳から57歳まで10年間京都で仕事をしたが全く印象は違う。 学生はあくまで学生で、学校を出たらいなくなる存在だと京都人は思っている(とぼくは思っている)。 だから、京都に住んでいても、学生はあまり関係ないのだ。 しかし、仕事をするとなると、どうも違う。 実際京都に住んでいる人たちと関わると、アンケートで言われているようなことも感じる。 しかし、関西はイメージが悪くなったと思う。 認知度が上がって、イメージが悪くなるというのも皮肉な話だ。 きっとアンケートに答えたのは関東の人が多かったのだろう。 大阪の良さは、なかなかわからないのだ。 |
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