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2016.05.13 Friday
Line6
Line6というアメリカの会社がある。
ギターのアンプやエフェクターを作っている会社だ。 この会社、2014年の1月にヤマハの完全子会社になった。 ギターのエフェクターやアンプというと、ローランド(Boss)、コルグ、ヤマハという日本の3大楽器メーカーが頑張っていたのだが、ヤマハは作るのをやめ、関連会社のコルグに任せたのかと思っていた。 コルグはVOXという、これまたアメリカの会社の輸入代理店であり、そこの製品を扱っている。 コルグはデジタル機器の開発が遅れ、ヤマハの関連会社になることで生き残り、頑張っているという感じ。 コルグ本体も、いつの間にかギターの周辺機器を作るのをやめている。 結局ヤマハグループとしては、ギターやアンプの開発をLine6という会社にやらせよう、ということになったみたいだ。 Line6は先進的なアンプやエフェクターを作っており、タブレットやスマホとの連携も強い。 去年あたりから、タブレットやスマホでコントロールでき、音楽をBluetoothで流すこともできる、というギターアンプを発売していた。 その一番小型のものが5月に発売になる。 Amplifi30という名前で、これはだいぶ小さくて家でも使えるという感じだ。 また、ギターとアンプをつなぐシールドケーブルは、いちいちつなぐのが面倒だし、何かとトラブルの元になる。 無線の技術が進み、簡単にワイヤレスできないのかな、と思っていたらそれができたらしい。 もちろんプロがステージで使うものは受信機も大きいし、値段も高いのだが、今回発売のものは自宅練習用というような感じで、充電式になっている。 送信機、受信機は簡単で、送信機はギターに差し込むプラグと一体型。 これならややこしい線の引き回しに悩まなくてもいい。 ぼくはいつもエレキギターをそのまま弾いているので、これが出たらアンプにつないで練習できそうだ。 アンプが離れていても、タブレットで操作できるし、無線でパソコンや端末の気に入った曲を流すこともできる。 ギターを弾かない人は興味がないと思うが、これはイイ。 久しぶりに欲しいものが現れたぞ。 |
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