考えたこと2

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ベタ
日本語俗語辞典によると、ベタとは「もともと「そのまま」という意味で使われた言葉である。ここから「特別でない」「ありきたり」といった意味を持つようになる(ベタ記事のベタはこの意)。更に「ありきたり」という意味から派生して「面白くない」といった意味でも使われる。ちなみに楽屋言葉の『べたネタ』とは特に面白みのないありきたりなネタ(関西芸人がツッコミで使う「ベタやなあ」はここからきている)、『ベタな客』とは大笑いするといった感情をあらわすことのない、おとなしい客のことをいう。」とある。

どちらかというと、ベタな芸とか、ベタなネタ、というのはあまり褒め言葉では使わない。
いつもの、おなじみのギャグ、というような感じだ。
吉本新喜劇でいうと、古くは平参平や岡八郎がやっていた、出てきたらこのギャグをやる、というパターン。
それをやったら、拍手が出る。
最近なら、池乃めだかが、さんざんやられておいて、「今日はこのくらいにしといたろ」と言ってみんながコケるギャグなどがそうだ。
あ、やった、やった、ということで、見ている方は拍手する。
見ている方も、やるのがわかっていて、待っている感じだ。

若いころは、ベタなネタや、と言って本来の笑いと分けていた感じがある。
やっぱり、新しいネタが面白い。
若い漫才コンビが、やる気満々で作るネタはほんとに面白い。
チュートリアルやフットボールアワーのシチュエーションコントなどは、シュールな面白さがある。

でも、年をとるとともにベタなネタが面白くなってきた。
松竹のベテラン漫才コンビ、酒井くにお・とおるとか、横山たかし・ひろしなど。

「ここで笑わないと、もう笑うとこないよ」
「大金持ちのお坊ちゃまじゃ」

聞いたことがあるだろう。
何十年と同じパターン。
でも、風月に耐えて残るギャグは残る。

いつも寝るときに漫才を聞いているのだが、最近はベタなものがよくなった。
安心感がある。

これも加齢現象かもしれない。

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