考えたこと2

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マシュマロテスト
アメリカで1960年代に実施された有名な実験の名前。
行動経済学の講義で紹介されていた。

4歳の子供にマシュマロを見せて、15分待てたら素敵なお姉さんが来てもう一つくれる、という心理学の実験結果があるらしい。
部屋の中に机と椅子だけの状態で、マシュマロが一つ置いてある。
要は子どもが15分食べるのを我慢して待てるか、ということを調べるだけだ。

興味深いのは1988年に行われた、この実験の追跡調査。

ちゃんと待てた子供と、待てずに食べた子供の将来はどうなったか。
待てた子供と、待てなかった子供の大学進学適性試験の点数には、平均で210ポイントの差がある、ということだ。(アメリカの大学進学適性試験は2400点満点)

Wikipediaによると、「ウォルター・ミシェルはこの実験から、幼児期においてはIQより、自制心の強さのほうが将来のSATの点数にはるかに大きく影響すると結論した。2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が生涯のずっと後まで継続していることが明らかにされた。」と書かれている。

自制心を養うのは大事なことだと思う。
しかし、この実験結果はスゴイ。
そんなにはっきり結果が出ているとは、ビックリぽんだ。

アメリカも日本もそんなに違いはないだろう。

ということは、やっぱり子供に何でも買ってやるのはよくないなあ。
我慢させることも教育の一つ。

自制心は大事ということだ。

| | 考えたこと | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

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