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2016.03.05 Saturday
党名公募
民主党と維新の党が政党助成金等の関係で、新しい党を作ることになった。
これは比例代表で通った議員は、既存の政党に移ることができないということが原因らしい。 つまり、一緒になろうと思ったら、今までにない党でないといけない、ということだ。 党名で通っているのだから、当然といえば当然のこと。 それでも、人数を稼ぐために、合併して党名変更するということらしい。 党名は公募するということだ。 どう見ても野合というしかない状態で、世論調査でも新党に期待する声は少ない。 そういう世論調査の結果を見ても合併する、ということだから、よほど人数がほしいのだろう。 案の定、ネット上では批判を通り越して、呆れたという思いを公募された党名になぞらえていう人が多い。 早速出ている党名をネット上で見ると、いかにバカにされているかがよくわかる。 この状態を「大喜利状態」というらしい。 「自分たちの生活がいちばんの党」こういう党名がたくさん上がっている。 「移民党」とか、「心中クラブ」「新党出戻り」「本末転党」もいい。「場外乱党」というのもあった。 正直に、「イオンの党」もありだ。(岡田の兄がイオンの社長) しかし、こういう状態になるというのも、冷静になってみれば悲しい。 日本の政治を支えている片方の政党が、ネット上で笑いものになっている。 政党助成金絡みで、党名変更や新党結成などということをやっているのに、マスコミはそういう批判はしない。 もともと民主党だった人たちが、戻るのだから民主党でいいのに、それだと助成金を返さないといけないから、新党をということだ。 何となく、情けない。 ここまで政治が劣化したら、ダメだと思う。 この問題こそ、政治と金の問題だろう。 みんなそれぞれに賢い人たちが、思いを持って政治の世界に入ったと思いたいが、そうでもないのだろう。 こういうのを見ると、もともと日本は国会議員の数が多すぎると思う。 思い切って、もっと国会議員の数を減らせばいいのだ。 でも、そんなことを言う政党はいないだろうなあ。 ほとんどが、「自分たちの生活が一番の党」党員なんだから。 |
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