考えたこと2

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死ぬ順番
こないだ、宴会があって、死ぬ順番の話が出た。
死ぬ順番とは、子供は親より先には死んだらいかんなあ、ということ。
これは自分が子供の時にはあまり意識しなかったが、親になってみるとよくわかる。

1月に父親を亡くした人が、元旦に死んだのだが、子供や孫もみんな集まって、その中で家で死んだと話をする。
それはよかったなあ、という声が周りから出た。
調子が悪いとは言っていたが、デイケアに行く程度で入院もせず、そのまま紅白を見てその後亡くなったらしい。

死ぬ方の立場に立ってみれば(実際にそんなことはできないが)、やっぱりずっと過ごしたところで死にたいと思うのが人情だろう。
まあでも、もう死ぬのだから、そんなことはどうでもいいとも思う。
晩年をどう過ごすかの方が大事な気がする。
生きて残される方がそう思うだけかもしれない。

どう死ぬかというのは、結局どう生きるか、ということだろう。
池田晶子が書いていたが、死というものは存在しないということだ。
誰も経験した人がいない。
経験するときにはもう死んでいるからだ。
だから、死の問題は生の問題ということだろう。

子供がいてよかったと思うのは、結果論かもしれない。
いなかったら、いかなったで、それも良しだと思う。
でも子供がいたなら、子供より先に死にたいと思うのが当然の心理。
というか、子供が先に死ぬというのは勘弁してくれというところがある。
長生きいしたいという人はいるが、いくらなんでも子供より長生きしたいとは思っていないと思う。
それは無意識の前提だ。

もうすぐ還暦という年になってみると、もう自分の人生の冬が近づいてきたという感じ。
今はまだ秋だと思う。
晩秋というところ。
春は学生時代まで。そして社会人になって夏を迎える。中年になって秋。そして還暦を迎えて冬だ。
だいたい、20年ずつ。
人生80年ほどだから、だいたい合う。

しかし、冬にもいいことはあるだろう。

冬を楽しもう。

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