![]() |
2016.02.20 Saturday
Pokemon
ポケモンというと、ぼくらの世代なら子どもがゲームボーイでやって、それを手伝わされた人も多いと思う。
当時子どもが二人とも小学生で、難しいステージではやらされた記憶がある。 子供向けのゲームソフトとして、よくできていたと思う。 モンスターをゲットし、それを戦わせて経験値を上げ、強いモンスターを育てて図鑑に載せるというようなものだった。 難しいステージはけっこうよく考えられていて、どこか工夫しないとクリアできないというようなものだった。 数年間はレッドだゴールドだといって(ゲームの新作は色で表されていたと思う)、毎年買うのが大変だったと思う。 長男が白黒のゲームボーイから始め、二男がカラーになったかという感じだった。 ゲームボーイの進化とともにポケモンは育っていったという感じ。 でも、ある時期からは新しいポケモンもそんなに出てこず、新しさはなくなったと思う。 その頃には子どもももうポケモンは卒業していた。 その間にスゴイ勢いでライセンス化は進んだ。 当時のポケモンで人気があったのはなんといってもピカチュウ。 光るネズミだったと思う。 ある意味ではミッキーマウスと同根だ。 そのほかにもカメックスとか、なんとかバナという植物もあったなあ。 文具という文具にはポケモンがつき、茶碗や湯呑み、箸に至るまでポケモンのついてないものはなかった。 ポケモンカードは大人気でレアものは高値がついた。 テレビ放送が始まり、映画も始まった。 モンスターたちはゲームの中だけではなく、一人歩きを始めたような感じだった。 2000年代前半、何度かアメリカに出張したが、「ポーキーマン」という名前(ポケモンがそう聞こえるだけだが)でアメリカでも人気があった。 みんなアメリカのポケモンカードを、トイザらスで子どもの土産に買った。 うちはあまり喜ばれなかったが…。 というわけで、我が家ではそれでポケモンの時代は終わった。 でも、順調にポケモンビジネスは進んでいた。 株式会社ポケモンというのができていて、今やポケモンは4.4兆円の市場。 売り上げの半分以上が海外。 今や世界のポケモンだ。 それらを管理して、ライセンス商品を作り、儲けている。 もちろん、新しいものも作っているのだろう。 でも、新しいものよりは、今までのポケモンの資産をどう運用するか、というのが会社の役割のような気がする。 平成10年に会社になった。 これもクールジャパンの躍進の一つだろう。 ポケモン、日本発のブランドだ。 |
![]() |