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2016.02.19 Friday
Something Stupid
フランク・シナトラとナンシー・シナトラ親子がデュエットで歌った歌。
親子で歌っているからか、真剣なラブソングというよりちょっと軽めの歌。 邦題は「恋のひとこと」。 昔の洋楽にはたいがい邦題がつけられていた。 だからといって、訳詩で日本人が歌っているわけではない。 邦題をつけるのは、題名を覚えやすくするためだ。 1950年代から70年代くらいまで、きっと戦前や戦中に育った人が多く、英語がわからない人が多いと思われていたからだろう。 ぼくらの年代なら、聞きおぼえがあるなあ、と思うようなメロディー。 この歌を竹内まりやのアルバムで聴いた時は懐かしかった。大瀧 詠一とデュエットしている。 この歌は山下達郎には似合わない。 デュエットのコーラスパートも含めて、この曲はとてもいい曲だと思う。 メロディーの男声とコーラスの女声の絡みがいい。 普通の3度上のコーラスではなく、5度上の音になる。 女性パートだけを歌うと、お経のように聞こえるが、これにメロディーがはいると全く違う響きになる。(たいがいのコーラスはそうだが…) 歌の中に出てくる”Something stupid like I love you” というのは、アイ・ラブ・ユーっていうようなばかな言葉、というような意味。 そういう軽いノリの歌かもしれない。 それでも、シナトラ親子のコーラスは魅力的だ。 もちろん、竹内まりやと大瀧詠一もそれなりにいい。 こういう曲をギターでやりたいなあ。 |
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