考えたこと2

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アプリでバンド
スマホが普及して、大量のデータ通信のインフラが整備され、いろいろと不可能だったことが可能になる時代がきた。

レコーディングなどというのは、昔はスタジオでみんな揃って一発で録るものだった。
それがマルチトラックレコーダーというのができて、分業できるようになった。
予定の空く人から順に来て、リズムトラックを聞きながら録音というやり方。
これで、みんな揃わなくてもできるようになった。

でも、これからは場所の制約がなくなる。
揃ってなくても、通信環境があれば、時間を合わせてセッションができる、というスマホのアプリができた。
楽器やマイクをつなぐためのオーディオインターフェース(弁当箱のようなもの)が必要になるが、それさえあれば、アプリで複数のメンバーとつながることができる。
今でもどこかのCMで海外をつないで一緒にセッションしているところがあるが、その敷居がだいぶ下がるということだ。

こういうものが普及すれば、バンドのメンバーで時間を決めて練習することもできる。
そのうち、楽器のレッスンも遠隔でできるようになる。
ヤマハあたりがビジネスにしそうだ。
忙しくてレッスンに行く隙がないという人にはいいかもしれない。

パソコンと組み合わせて、実際に顔を見ながらということも可能だろう。
スカイプを使えばいいのだ。
ノートパソコンのスクリーンには、たいがいカメラが内蔵されている。

コミュニケーションのコストが下がって、パソコンやスマホというデバイスを通じてどんどんできることが増えてきた。
一昔前なら、1時間もつないでいたらビックリするほどの請求書がきたものだが、今はいくらつないでも値段は定額だ。

それらを支えているのが、高い携帯の通信料。
特に通信料が少ない長期契約の高齢者あたりが食い物になっていると思う。
そのお金で作ったインフラを使って、新しいサービスが生み出されるなら、まあ仕方ないかとも思う今日このごろ。

若い人たちへの所得移転だと思えば、世代間格差を縮小する方向になっている。

アプリでバンドができる時代が来るのか…。

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