考えたこと2

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学校の組織改革
全国で組み体操の事故が多いということが問題になっていたが、さて去年の運動会ではどうだったのか、という記事があった。
それによると、学校の組み体操で起こった負傷事故は8500件ほど。
去年の12月10日に発表された。

残念ながら、2013年度に8489件の事故だったのが、2014年度には8516件になり、ほとんど変わらない。
この問題が取りざたされたのは、2014年度の初めであり、それを踏まえていれば減っていたはず。
事故は小中学校がメインであり、この事実から、小中学校というところがいかに社会の常識から外れているか、ということがわかる。
普通なら、ニュースにも取り上げられて問題になったのだから、組み体操の事故を減らそう、ということになるはずだ。
それが社会の常識。
そういう機能が働いていない。

いじめの問題にしても、何かオカシイ。
同じようなことが何度も起こる。
先生をちゃんと指導する機能が、今の学校にはないとしか思えない。

ぼくは、学校という所にある程度社会の常識を持ち込まないといけないと思っている。
そのためには、学校というところが先生だけで運営しているのをやめないといけない。
先生という職業は、学校という所に関わって、職業的には一生を過ごす。
だから、社会をほとんど経験していない。
そういう先生が、新しい先生を社会人として指導できるはずがない。

教育委員会も実務は教員OBがやっていて、本来の働きを果たしていないのだと思う。
学校は先生の常識で動いているから、こんなことが起こる。

ぼくは、学校の常識と社会の常識はどんどん離れていっていると感じる。

それをくい止めるためには、社会人を学校に入れないといけない。
校長、教頭という管理職に加えて、事務長というような職を追加するべきだ。
その仕事は、社会人経験を二十年以上積んだ人、というようなことにすればいい。
別に10年でもいい。
とにかく、社会の風を入れないといけない。

今学校に必要なのは、そういう組織改革だと思う。

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