![]() |
2015.11.24 Tuesday
動物病院
ペットといえば、イヌという常識が崩れようとしている。
イヌよりもネコのほうが多くなってきているらしい。 ペットフード協会の資料によると、2014年10月時点のネコの飼育数は996万匹。過去3年間で3.7%増えているらしい。 イヌはこの間13%減って、1035万匹になっている。 このペースでいけば、2015年には逆転する公算が大きいとのことだ。 経費の差が大きいということもある。 ネコは70万円、イヌは119万円というのが一生涯の経費らしい。 やっぱり景気の影響もあるんだろう。 医療費もイヌが高く、このままイヌが減り続けると、獣医が食いっぱぐれるという事態になるらしい。 これは意外だった。 動物病院はこれからどんどん流行ると思っていたが、イヌが減ってネコが増えるとそうでもないらしい。 10年後に11000件ある動物病院のうち、3割が廃業する、という人もいる。 業界としては、これを食い止めたいと考えている。 高齢者にペットを飼ってもらおうということだ。 イヌを飼うと散歩するので、飼い主が健康になれる。 そうなると、医療費の削減効果が大きい。 しかし、実際に今ネコが増えている現状で、そんなにイヌを増やすことができるんだろうか。 高齢になってもペットを飼えるように、飼い主が死んだ時の保険なども考案されているらしい。 しかし、小型犬やネコでも基本料金で350万円ほどかかるという。 なかなか難しいだろうなあ。 今獣医になろうとしている人たちはどうなるんだろうか。 たった10年後に3000件ほどが廃業という予想。 そんなことは全く思ってなかった。 先のことはわからないものだ。 |
![]() |