考えたこと2

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農業の将来
日本の農業の担い手は、今や60歳以上が7割。2人に1人は70代だという。
戸数はこの50年で550万戸から250万戸に減った。
高齢化が著しい。
どういうサイクルで回っているかというと、60歳で退職して農家を継ぎ、80歳でリタイアという動きが一般的だそうだ。
つまり、農業は定年後の仕事、という状況になる。

小学校の頃、消費者米価と生産者米価というのを習った覚えがある。
食糧管理制度というやつだ。
お米は大事だから、高く買って安く売るという仕組みだった。
しかし、お米がたくさん取れて余るようになり、1995年に食糧管理制度は廃止された。
お米を作らない耕地に対して補助金を出すという減反政策も、2018年に廃止が決定した。

TPPの合意で、アメリカとオーストラリアから合わせて年間7万8400トンの輸入枠が新たに設けられるとのこと。
それによって、コメの値段は安くなるかもしれない。

要は、日本の農業は、高齢化と戸数減という状況からどうしていくのか、ということだ。

前にも書いたが、食糧事情を良くするためには、コメを輸出できるようにしないといけないと思う。
たくさん作って、輸出するのだ。
そうすれば、凶作になっても、余裕がある。
和食が海外で広がっているし、日本のおいしい米を高くても買おうという高級志向は出ているのではないか。

戸数減で農家の戸数が減れば、一戸あたりの耕作面積は増える。
まとめて作れば、安くなる。
大規模農業の推進に、株式会社の参入もありだろう。

そういうふうに、政策を誘導していかないといけないと思う。
地方の農家はどんどん限界集落になっていくだろうから、これはチャンスだ。

そうやって、地方の農業を再び振興させないといけない。

それこそが、地方創生だ。


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