考えたこと2

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2025年問題
日本にはいろんな問題があるが、2025年問題というのもあるらしい。

これは、2025年に団塊の世代(約800万人)が75歳以上の後期高齢者になるということだ。
この時、医療給付が今の1.5倍、介護給付が2.4倍になるという予測。

国民がみんな平等に毎年1歳ずつ年をとっていくのだから、いずれ来るに決まっているが、そういう数字を出されると実感が湧く。
医療と介護だけで、今から約30兆円増えて、トータル74兆円が必要になるという。
もちろん、そんなお金は出ないだろう。
政府はGDP600兆円などと景気のいいことを言っているが、そんなことが実現するとは思えない。
これからは、人口が減って、マイナス成長にすらなるかもしれないのに、どうやって増やすというのだろうか。

若い人が減って、年寄りが増えて、医療介護にお金がいる、という事態は明らかに起きる。
だから、マイナンバーを導入して、現金だけでなく資産も把握しなければならないんだろう。
給付を減らすためには、自活できる人には自活してもらわないといけない。
今からでもそういうルールを作らないといけないと思うのだが、そんな気配はない。
政治家は年寄りの票がほしいから、そんなことは言わない。

これが民主主義の限界だと思う。
だからといって、民主主義を超える制度があるとも思えない。

しかし、10年経てば2025年はどうしたってやってくる。
その時には、後期高齢者の定義が変わっているかもしれない。
85歳以上になっているかな。
そうすると、2025年問題は2035年問題になり、多くの人が寿命を迎えるから、だいぶ問題は小さくなる。
どうやって、持ちこたえるかということだ。
残念ながら、この問題には対処療法的なやり方しか見当たらない。

ぼくも、人生を一年に例えると、ぼちぼち冬に入ってきた。
全てのものが枯れ、次の春に備えて眠りについたりする季節。
人生には次の春はない。
冬で終わりだ。

どうやって終わりを迎えるか。

それは難しい。


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