考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
モーターショー
東京モーターショーが開催されている。
1995年には361社が出展したらしい。
この時がピークだった。

今年は160社が出展。
ピークの半分にも満たない。
リーマン・ショックの後の2009年には122社まで減ったらしい。
それにしても、出展社数がこんなに減っていたとは驚いた。

世の中デフレで、給料は上がらないし、若い人たちはケータイ代が高いから車が買えないという。
そういう空気が広がっている。
今や国内で売れている新車の半分弱が軽だ。

若い人たちは、車は動けばいいという。
中古のワンボックスで十分。
車をA地点からB地点までの移動の道具だと思っている。
まるで、クラウド上の音楽データーのようだ。
要らなくなればすぐに消すことができるし、レンタカーやカーシェアをすれば、その時だけオーナーになれる。
そういう時代なのだろう。

ぼくらは、それでは寂しい。
クルマは伝説を持った生き物だと思う。
音楽ならレコード盤だ。
丁寧に扱って、針を落とし、かしこまって聞く。

新車が出ると、どんなエンジンで、どんな足回りで、どんな走りをするのかなど気にしていた。
若いころは、世の中を上げて、そうだった。
ぼくらは、今でもそうだ。

だから、361社も出展していたのだろう。
景気の減速に伴って、減っていった。

これからのクルマは、人工知能が運転したり、燃料電池で走ったりするようになるという。
ぼくは、今でもクルマの行く末に興味がある。

だから、社数は減っても、モーターショーは続けてほしい。



| | 考えたこと | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/235956
トラックバック