考えたこと2

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フロー電池
ハーバードが画期的な電池を開発しているらしい。

それはフロー電池と呼ばれ、電気が発生する部分とそれを貯めておく部分が別になっているもの。
具体的には液体を満たしたタンクに電気を貯めることができる。
そのため、タンクを大きくすれば、貯められる電気の量は増える。
まだ電極の腐食の問題や有毒性の問題はあるが、だいぶ実用化に進んだらしい。

すでに作っているところもあり、10年以内に製品化は可能だろうということだ。

大容量の電気が貯められるとなると、発電は少々非効率でもかまわない。
貯めることで効率を保つことができる。

今の太陽光や風力発電の弱点は、発電量が一定にならないことだ。
太陽光は曇だったり雨だったりすると発電量が落ちるし、風力は風が弱かったら落ちる。
だから、従来の発電所の代わりにはならない。
火力発電は原油に依存し、CO2が出る。
経産省が原発を再稼働させたいのは、そういうこともある。

しかし、たとえば家庭で地下室のタンクに電気を貯めることができるとなると、だいぶ様相は変わる。
夏の冷房で、電気の需要がピークになる時でも、安い夜間の電力を貯めておけるから、大丈夫だ。
大量の電気を貯めることができるだけで、エネルギー需要は楽になる。

そして、各家庭で昼間に太陽光で作る電気なども余った分は貯めておける。
そうすると売電などしなくても、自分のところで使えばいいのだ。

この技術が発達すると、エネルギーの需給問題はかなり楽になるだろうと思う。

まあ、そんなに簡単に蓄電技術があがるわけではないらしいが…。

でも、また希望の光が一つ増えた。

ぼくが生きている間に実現するかな…。


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