![]() |
2015.09.27 Sunday
Youtuber
ネットが普及するに従って、新しい商売が出てきた。
Youtuberというのは、Youtubeに動画をアップして、それが見られることで金儲けをしているプロのことだ。 もともとがミュージシャンとか、芸人というのではない。 実社会(リアル)で活動していなくて、Youtubeの中だけで儲けている、というのが、Youtuberだろう。 次男に聞いたが、「はじめしゃちょー」というのが有名なYoutuber。 2015年5月の時点の記事では「現在、チャンネル登録者数は158万人を超えていて、総合3位、個人では2位の登録者数を誇っています」と書いてある。 どんな動画がUPされているか、というと… 10位:【実験】うまい棒を燃やすと爆発するらしい 9位:ゴキブリ100匹でドッキリ 8位:チャリ走でオレに勝てるヤツいんの? 7位:カイロ800個で自宅サウナ作ってみた 6位:コーラが出る蛇口を作ってみた 5位:巨大な水風船にジャンプでブレイブバースト 4位:歯磨き粉とデスソースを入れ替えてドッキリ 3位:【本気】完璧な超巨大スライムの作り方 2位:コーラ風呂に体中メントスで入ってみた 1位:メントスで槍を作ってコーラにブッさす ちなみに、1位の投稿は、2013/03/13で、再生回数が6百万回以上、推定年収が1930万円〜1億4980万円と書いてあった。 はじめしゃちょーは富山出身の大学生らしい。今はどこかの事務所に属している。 しかし、動画の内容は別にどうでもいいものばかりだ。 〜してみた、というノリのパターンが多い。 儲けたお金を使えるから、コーラ風呂とかカイロ800個とかできるんだろう。 見る方はお金はかからない。 正確に言えば、ネットの接続はしているので、パケット通信は発生するが、固定料金なら動画を見ることによるお金は発生しない。 Youtubeに広告を依頼している会社の広告が流れ、その広告料が動画をUPした人に入る仕組みだろう。 見ているのは、子供が多いのだろう。 子供と言っても、中学生や高校生だが…。 今までこの類の動画は、考えてみるだけで、それをあえてやろうとは思わなかったのだろう。 それをやってくれるから、面白かったりする。 マスコミが流すほどのものでもない。 そこにニッチな商売が成立する。 というか、ネット動画という媒体ができて、成立するようになった、ということだ。 いずれ淘汰されると、ぼくは思う。 豊かだから、こういうことができる。 ものと時間と興味の浪費だ。 淘汰されるというのは、そのうち、日本はそんなに豊かではなくなるからだ。 そんな暇つぶしのようなことなど、していられない。 それがいつになるか…。 |
![]() |