考えたこと2

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マルチタスク
マルチタスクというと、一度にいくつもの仕事を並行してやる、という意味。
これはコンピューターの世界ではいいことだ。
演算装置が空いている時間を細切れに使うことで、効率を上げるのだ。

しかし、人間にとっては効率が悪くなるらしい。
マルチタスクをやめれば生産性が40%アップする、という記事を読んだ。
しかし、同時にマルチタスクは脳に快感を与えるらしい。
マルチタスクをしていると、ドーパミンという快感物質が脳内に出るとのこと。

これは何となくわかる。
サラリーマン時代、残業して、一人で仕事をしている時、のってくるといろんな考えを思いつく。
それをその都度一つずつまとめていた。
Aという仕事をしていて、Bという仕事の考えを思いついたら、そちらを優先してやる。
その途中にCという仕事の考えを思いついたら、さらにそちらを優先する、という具合。
結果的に遅くまで仕事をすることになる。
それでも、何となく爽快感があった。

たしかにあまり効率的ではないと思う。
しかし、思いついたらやりたくなる。
思いついた考えはなるべく早く形にしてしまいたい。
ドーパミンの影響もあったかもしれない。

しかし、これが効率を下げる。
記事によると、下げないためには、何かを思いついたらメモをしてすぐに元の仕事に戻る、ということだそうだ。
まあ、それもアリだとは思う。
実際、納期が迫っている仕事をしている時には、そういうことをしていた。

電話一本で状況が変わり、今までの仕事を中断し、依頼があった仕事をしないといけない、という事態もあった。
これも、記事によるとNoと断るのが得策ということだ。
「今はできない」と言うことで効率を下げないという。

しかし、顧客の依頼であれば、断れない。
実際、ぼくらの仕事はそんな仕事ばかりだった。
自律的に仕事ができるのは、夜の7時を過ぎてからだったと思う。
言い訳になるが、だから残業をしたのだと思う。
管理職だったから、残業をしても残業代が出るわけではない。
それでも、自分が自律的に仕事をしようと思えば、夜になってしまうのだ。

そういう時に、昼間のストレスが発散して、いい考えを思いつくのかもしれない。
結果的には昼間のストレスを発散するために、仕事をしていたとも言える。

となると、コンプライアンスを強化し残業を減らすと、そういうチャンスも減って、帰りにいっぱい飲んでストレスを解消したりすることも増えてくると思う。
自分の仕事は自分で決められる、というのもモチベーションの元になる。

そのへんのさじ加減が難しい。




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