考えたこと2

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戦争が殺した?
この季節になると、戦争のニュースや特集が増える。
見ていると気が滅入るものも多い。

特攻隊で出ていった若者は、「戦争で殺された」という。
だから、戦争はしてはいけない、戦争はダメだ、となる。

「戦争」というのは便利な言葉だ。
そう言われると思考停止して、そこで「戦争は悪い」となる。
本当は戦争が殺したのではない。
誰が殺したのか、というところまで考えないといけない。

多くの日本人の戦死者は日本軍に殺された。
約半分の戦死者が、餓死や病死であり、日本軍のムチャな作戦で亡くなったのだ。
特攻隊は「戦争」で殺されたのではない。
特攻を命令した日本軍に殺されたのだろう。

今から考えると、負けるとわかっている戦争になぜ突入したのか。
降伏や調停のチャンスはあったのに、なぜそうしなかったのか。
大衆はなぜ開戦した時に狂喜したのか。

そんな疑問を「戦争は悪い」という言葉は吹き飛ばしてしまう。
だから、いい加減に「戦争は悪い」という言い方はやめるべきだ。

今、紛争が起こっている地域にいけば、そこに住んでいる多くの人たちは「戦争はやめてほしい」というだろう。

でも、中には「相手を滅ぼすためにやっているんだ」という人もいるかもしれない。
人間の歴史を見ると、暴力の歴史だと言っている人もいる。
実際、人類の歴史は戦争の歴史とも言える。

そういうことを考えないで、「戦争は悪い」と言っているだけでは何の進歩もない。
「戦争は悪いと思いますか?」と街を歩いている人100人に聞けば、99人まで「悪い」と答えるだろう。
要は何も考えていないのと同じなのだ。

本当に「戦争が悪い」と思うなら、そして戦争を抑止したいのなら、戦争のことを知らないとダメだ。
悪いからといって、毛嫌いしていてはいけない。

現実に、日本人は70年前の開戦時に狂喜して提灯行列をしているんだから。



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