考えたこと2

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こんまり現象
こんまり、というと近藤麻理恵のこと。
あの、片付けのプロだ。

こんまりは、なんとアメリカの雑誌TIMEで The 100 Most Influential People (もっとも影響力のある100人)にArtistの1人として選ばれている。
近藤麻理恵ではなく、KonMariと呼ばれているらしい。
また、Kondoという苗字が動詞になって、Kondoedというと「不要なものを捨てる」という意味になっているという。
これはスゴイ。

「人生がときめく片づけの魔法」の英訳、"The Life-Changing Magic of Tidying Up"で有名になった。

アメリカにはこの種のどうやってかたづけるかという本があふれているのだが、ちょっと感じが違ったのがよかったのかもしれない。
一度テレビに出ているのを見たが、ものが溢れている部屋で、「これはときめくか?」という基準でどんどんものを捨てていく。
この基準が明確で、すっきりしている。
そこがアメリカの読者を捉えたらしい。

アメリカの片付け本は、何をどうやって片付けるか?ということを書いているのだが、こんまりは違う。
もっと哲学的だ。
どこにどう収納する、というようなことではなく、捨てる基準を「ときめくか?」という一点で決める。
"Does this spark joy?"という言葉に惹かれるのだろう。
だから、単なるハウツー本ではなく、哲学、人生の本になっているということだ。

そして、捨てるためには過去への執着をなくさないとイケナイという。
とっておきたい理由はたいがい過去にある。
その執着を捨て去り、「過去への執着をなくしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持って捨てる、これがその人を変えるという。

テレビでみた時に何となく印象に残っていただけだが、アメリカでもここまでブレイクしているとは思わなかった。

ぼくも片付けないといけないものがたくさんある。

58歳まで、もしかしたらまた聞くかもしれないとか、また見るかもしれないとか、また読むかもしれないとか…、執着して置いておいたものがある。
もういいのではないかと思うようになってきた。

ひとつ、やってみようと思う。


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