考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
まれ化
今の朝ドラは「まれ」という。
主人公の名前が「まれ」だ。
希望の「希」をあてている。

自分の夢を見つけ、それを頑張るということから、「まれ」ということになったと思う。
それ一本のドラマである。

高校の同級生たちは各々自分の夢を追う。
まれはパティシエ。
いったんは能登で公務員になるが、やっぱり夢を追いかけて横浜に行く。
結婚相手は能登の輪島塗の職人を目指している。
弟はデイトレーダーになって、能登でパソコンで儲けている。
シンガーを目指すやつ、タレントを目指すやつ、漁師を目指すやつなど、友だちはいろいろいる。

まれの父親も夢を追って、いろんなことをやって、家を空けたり、会社を潰したりする。
夢の大安売りだ。

まれは、祖母がフランス帰りのパティシエだったりして、横浜で認められてめでたくパティシエになる。
今週はその職をいったんやめて、能登に帰って輪島塗の職人の家で手伝いをすることにした、というところ。

どうでもいいのだが、世の中なめとんのか、と思う。
そんなことは滅多にない、という意味で「まれ」だろう。

こんな風に簡単に夢をあおっていいのだろうか。
世の中はもっと大きなものだし、殆どの人はやりたい仕事などには就けない。
その中で、自分の場所を見つけ、そしてやりがいを見つけていく。
それが世の中のプロセスだ。

ろくに下積みもせず、有名な菓子店でケーキ作りをやってしまう。
そんなアホな…。

これも、「世界にただ一つの花」の世界なんだろう。

世の中が「まれ化」してきた。
夢を追いかけないと、ダメな人間みたいに描かれる。

NHKが朝からこんなのをやっていたら、げんなりする。

みんなもっと苦労してるのが、わからないのか。




| | 考えたこと | 00:29 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/235856
トラックバック