考えたこと2

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みんな被害者?
日本で平和のことを語ろうとすると、まず「戦争はヨクナイ」という話になる。
そんなことは、誰だってわかっている。
それは、何かを言っているようで、結局何も言っていないのと同じだ。
今の時代、公の場で「戦争はいいことだ」という人などいないだろう。

教育に携わる人たちは、いかに戦争が悲惨かということを教えようとする。
シベリア抑留された方に話を聞いたり、被爆した方に話を聞いたりする。
それはいいことだと思う。
しかし、一方的過ぎないかと思う。
日本は戦争をされたのではなく、戦争を仕掛けたのだから。
同じ日本人でも、被害者の部分だけを教える。
一億総被害者という感じだ。

加害者はどこにいったのか。
国内がこんな状態なら、被害を受けた国は怒るのは当たり前だ。
侵略をしたのは、日本人だぞ。

なぜ第二次大戦をしたのか、なぜ踏みとどまることができなかったのか、どうして戦火を拡大していったのか、どうして玉砕するしかない作戦をしたのか…、そんな疑問に答える人はいない。
いても、黙っているのだろう。
そういうことを言うと、自分たちは被害者だと思っている人たちからののしられるからだ。

当たり前なんだから、いい加減に「戦争は悪い」というのはやめるべきだ。
その言い方は無責任だと思う。

それよりも歴史と向き合って、どうして戦争をしたのか、ということを教えないといけない。
ぼくら大人も、学ばないといけない。

軍部が悪かったというのは簡単だが、それをマスコミや大衆が支持したから、軍部が強くなったのだと思う。
大衆、すなわち、日本人みんなに罪があるのだ。
それを「私たちは被害者です」というような態度でいれば、アジアで孤立するのは当たり前だ。

マスコミが自らを反省して、そういう大人の意見を言わないと、いつまでたっても日本人は大人になれない。

ぼくはそう思う。


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