考えたこと2

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ギリシャ問題
ギリシャの問題が進展せず、EUはえらいことになっている。

ぼくらは、ギリシャが借金をして、それを踏み倒そうとしている、と思っている。
実際そうなのだが、日経によるとそこには地域性があるらしい。

ドイツ等のヨーロッパの北側の国では、貸した金は返すもの、と考える。
しかし、ギリシャ等のヨーロッパの南側の国では、返せない金を貸すほうが悪い、と考えるらしい。

ヨーロッパの北の方は、気候があまりよくない。
寒いし、日照時間は短いし、厳しい自然の中にいる。
そういうところだから、厳しい自然と対峙して、マジメになるのだと思う。
日本でも東北の人たちはマジメだという傾向があると思う。

対してギリシャに代表される、南の方はエーゲ海や地中海の海の幸も多く、のんびりしている。
自然が優しいから、人間は寛容になる。
だから、経済的な規律も緩くなる、と思う。
たしかに、返せないほどの金を貸したら、貸したほうが悪い、というリクツも成り立つ。

そういうような経緯もあって、ギリシャの債務でもめているんだろう。

ウクライナの仇をギリシャで、とロシアは思っているかもしれない。
ギリシャは人口の1割程度が公務員と言われているので、社会主義の方が合うのかもしれない。
プーチン大統領は手ぐすね引いて待っているだろう。

しかし、NATOにとっては、ギリシャがロシアと仲良くなると、ちょっと具合悪いだろう。
アメリカも同じことを考えているはずだ。
金を踏み倒されるのはイヤだが、ロシアに援助を申し出られたりしたらもっとイヤだ、というところかな。

そのへんもわかっていて、ギリシャはロシアに近づいている。
中国にも近づくぞ、ということらしい。
小国の知恵だ。

デモクラシー誕生の地。
どうなるのか、わからない。
こういうのを予断を許さないというのだろう。

エライことだ。



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