考えたこと2

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パルロ
歳をとって会話がなくなると、認知症になりやすくなる。
会話が感情を刺激し、脳に神経細胞を作る。
それが認知症を防ぐということだ。

しかし、高齢者になるとなかなか会話の相手がいない。
いても会話が続かなくなったりする。
ペットも効果があるが、話が一方的になる。
そこで、新たに出てきたのがロボット。

介護現場ですでに導入されているロボットがある。
パルロという。値段が67万円。
このロボットは顔と声を認識して名前を覚えるらしい。
そして、人が話したことを記憶し、次に会った時にそれに基づいて話すことができる。
言ったことに対して0.4秒で反応する。
インターネットにつながっているから、ニュースを伝えたり、天気予報を聞いたり、メールをチェックしたり、カメラを内蔵しているから写真を取ったりできる。
ちょっと高いが、高齢者施設ですでに活躍しているとのこと。

MIT(マサチューセッツ工科大学)でも研究している。
今年の12月に5万円くらいで発売される予定のロボットもある。
ジーボという名前。
形がユニークで、顔がスクリーンになっていて、その時々の気持ちを表す。
これはこれで、とてもよく出来ているように見える。
残念ながら英語なので、英会話の練習にはなるだろう。
日本語版が出れば、これはほしい。

そして、タカラトミーとdocomoが開発して、10月に1万9800円で発売されるのが、「OHaNAS」というロボット。
会話ができる小さなロボットとしては、破格の安さだ。
docomoの会話解析技術を使って、スマホ経由でネットにつないで使う。
本体からBluetoothでスマホからサーバーに行って、答えはサーバーから返す。
スマホに機能を分担させる分、安くできるんだろう。
安い分、ちょっと不自然な感じもあるが、かなり賢い。

やっぱりパルロが機能的には一番すごいが、値段も高い。
MITの日本語版は難しいだろうなあ。
OHaNASは安いが、まだちょっと…。

でも、この機能がもっと進めば、安くてもっとまともに会話ができるロボットというのは10年後には実現しそうだ。

ということは、歳をとっても話し相手には困らない。

これはいいことだ。

認知症は減るのではないか。



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