考えたこと2

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オンライン脱抑制効果
SNSや掲示板などで、よく炎上という言葉を聞く。
記事によると、これには理由があるらしい。

心理学者のジョン・スラーという人が命名した、「オンライン脱抑制効果」というものだ。
これは、「対面や電話では言ったりしたりしないことを、ネット上ではしてもいいと思ってしまう現象」のこと。
つまり、ネット上では相手の顔が見えないことで、言動が抑えられなくなる、という現象だ。

これは、自分が誰だと名乗らずに済む匿名性や、相手から見えないこと、言うだけ言って二度と関わらない事ができること、相手の性格を勝手に想像で作ることができること、いざとなったら「ただのネットだ」と開き直れること、失礼なことをしてもかまわないと思えることなどの要因で起こるとのこと。

まあ、そういうものだろう。
だから、フェイスブックやツイッターは実名でやりなさい、ということになっている。
ネチケットという言葉があった、というか今もあるはずだ。
Wikipediaで調べると、やっぱりあった。
そこに、「他人に対する配慮」としてこんなことが書いてある。

・すぐに質問せず、自分で調べる。むやみに教えるのもダメ。
・大きなデーターをむやみに送らない
・ウィルスに感染していると思われるPCを使わない
・同報メールをToやCcにしない

このネチケットという言葉はだいぶ昔にできた。
まだネットを使う人が不特定多数になる前だ。
だから、ネチケットの中に「オンライン脱抑制効果」はあまり考慮されていないのだろう。
ネットの人口が増えるにしたがって、炎上が増えてきて、今や日常茶飯時になっている。

匿名というのが、オンライン脱抑制効果の災いの元になっているんだと思う。
実名でやるのが原則のFacebookではあまりそんなことは起こらない。
大体は匿名の掲示板だし、ニックネームでやっているツイッターやブログのコメントなどだ。

今はスマホで若い人たちはほぼ全員ネットユーザーになっている。
年寄りも、勤めていた人は会社で使わざるを得なかったりして、ネットの住人になった。
ネットを過信したり、知識不足で、自分が知っている人しかみていないという勘違いなどが原因になる。
バイトテロとか言われて、アルバイト先でわけの分からない写真をとって、ツイートして炎上ということもあった。
明らかにネットに関する知識が足りない。

運営側も簡単には削除できない。
もともと2ちゃんねるのように、管理しないという掲示板もある。
ネットで匿名なら、何でも書き放題と思っている人もいる。
それが有用な場合もないわけではない。
だから難しい。

ネットの利用者が、何かを書くときには、注意するしかないんだろう。

学校で教えられることはあると思う。
利用者教育をしないとイケナイだろう。

しかし、学校のネット環境はひどい。
特に、ぼくが知っている学校の職員室はひどかった。
先生方は新しいことを覚えるのがイヤなのかと思ったのだが…。

結局、元から絶たなきゃダメということだ。

ぼくらネットユーザーは、自分で守るしかない。




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